患者様から信頼される、地域に根差した「かかりつけ薬局」として地域医療に貢献

有限会社メディカルフローラが運営する「たんぽぽ薬局神楽坂店」は、隣接する小児科や近隣の内科の門前薬局として、地域の方々から信頼されています。神楽坂店について、取締役であり人事・在宅推進部長の橋本正美さんにお話を伺いました。
「小児科では、まず保護者の方の不安を取り除くことが大切です。そのために、丁寧で分かりやすい説明を心がけています。また最近、薬不足がニュースになっていますが、どんな状況でも薬を用意するという強い思いで対応しています」
薬不足問題についての対策について詳しく伺いました。
「私たちは、地域に根ざした調剤薬局を都内に15店舗展開するメディク関東グループの一員です。薬が不足した際は、グループ内で情報を共有し、配送専門のスタッフが店舗間を繋ぎ、できるだけ早く患者様の手元に薬を届けています。こうしたチーム医療を行えるのは、当社の強みの一つです」
また、メディカルフローラのチーム医療の具体的なメリットや、他社との違いについても橋本さんは語ります。
「チーム医療は、互いを尊重し合う風通しの良い環境があってこそ機能します。当社では、薬剤師と調剤事務がしっかり情報共有を行っています。また、当社の代表は頻繁に店舗を訪れ、スタッフと気軽に話をしますので、何か問題が起きてもすぐに解決することができます。さらに、グループ全体で交流を深めるために、納涼会や忘年会を開催しています」

メディカルフローラの人材育成について、橋本さんは次のように話します。
「薬剤師は資格保持者ですが、調剤事務については未経験者も大歓迎です。接遇研修からスタートし、業務内容をしっかり身に付けられるようサポートしています。また、薬剤師や調剤事務の職位は、経験と実績に基づいて決定しています。未経験で入社し、3年で調剤事務主任になった方もいるんですよ」
働きやすい職場環境を整えるために、どのようなサポートを行っているのをお伺いしました。
「女性が多い職場なので、産休・育休制度を利用した後、ほとんどの方が復職しています。さらに、介護など家庭の事情で一度退職された方でも、家庭が落ち着いたら復職を希望され、その方の状況に合わせた働き方ができるよう調整しています。当社では、基本的なルールは設けていますが、さまざまな働き方のモデルケースがあり、新たなケースが出た時も柔軟に対応しています」
最後に、今後の展望や求める人材についても伺いました。
「新宿区内をはじめとし、新規クリニックの近隣には新しい調剤薬局を展開していきたいと考えています。新店舗には薬局長が必要になりますので、そのようなポジションを目指したい方を歓迎します。また、高齢化社会が進む中、訪問医療の需要が増しています。訪問薬剤師の重要性も高まっているため、地域医療に貢献し、新たなことに挑戦したいという意欲的な方にお会いしたいですね」
メディカルフローラでは、働きやすい環境の中でスタッフ同士が自然に力を合わせ、患者様第一の姿勢で業務にあたっています。それが患者様からの信頼へとつながっているのだと感じました。