システム開発を中心にITサービス提供、明確な目標を立て社員の育成に注力

株式会社プレジールは、一般的なシステム開発全般、ソフトウェアの開発やインフラ関係、サーバ構築、ネットワーク構築およびそれらに付随するサポート関係などの業務に携わる会社です。現在の社員数は22名。少数ながらも豊富な経験と丁寧なコミュニケーションにより、プロジェクトにおける顕在化していない問題などをいち早く察知し解決していくことで、高い顧客満足度の実現を目指しています。
プレジールのエンジニアは基本的にお客様先でプロジェクトに携わっていますが、月に一、二度高田馬場の本社に集まって会議や勉強会などを行います。そのような同社が現在、最も力を入れているのは「未経験で入社した社員の教育」であると代表取締役の渡部さんは言います。「javaの言語に特化した研修制度を作って、入社後2年間でワンクールという形で研修を受けてもらっています」と続けました。

未経験で入社した同社社員は、先輩の指導のもとで簡単なITサポートの仕事を担当し、業務での経験を積んでいきます。同時に月2回の研修を受けながら自身のスキルを磨いていき、「2年後、遅くとも3年後には開発者としてデビューしましょう」というコンセプトで教育を行っているのだと渡部社長は説明します。ここには、「たとえ未経験者であっても将来的には会社のコアになって活躍してもらいたい」という想いがあるそうです。
実際にこの研修を受けている若手社員に話を伺うと、「プログラミングを触った経験が少ししかなくて、実質的には未経験で入社しましたが、こういう研修を受けられると安心できます」「先輩方は基本的に穏やかな方が多いですし、質問すれば何でも優しく教えてもらえます」といった声が返ってきました。

また同社では産前産後休暇、育児休暇など、女性社員が働きやすい制度が整えられ、現在7名の女性社員が活躍しています。システムサービス部部長 営業統括グループ兼人事グループ担当の岡田さんは、制度は女性だけに向けたものではないとし、働き方の改善として「残業は事前申請・許可制にして、なるべく残業はしない取り組みを進めています。休みについては連休取得などを推奨していますが、基本的には自主的に取りやすい雰囲気があります」と語ります。有給休暇の消化率は85％と高く、プライベートも充実させやすい環境だと思います。
お客様先での業務が多いエンジニアに対するケアもしっかり。月に一度は必ず対面での面談を行い、何でも相談に乗る体制です。コロナ禍前には社員旅行や海外研修などのイベントが多かったそうですが、現在は自粛中。「収束後には、またみんなで楽しい時間を過ごしたいです！」と岡田さんは目を輝かせます。

プレジールは、仕事を続けながら成長し開発者を目指すという、ステップアップのイメージが持ちやすい環境と言えます。2年間しっかり学び、開発者として現場で活躍し、現場のリーダーを経て管理職になるという明確なキャリアが描けるのです。
同社が求める人材は、「ただ頑張るというやる気ではなく、自分がこうなりたいという姿を描き、そこに向かって進むやる気を持っている方」だと渡部さんは言います。そして、「お客様と最低限のコミュニケーションができる方。挨拶ができるとか、言われたことをきちんとこなすとか、一般的な社会人としての能力があれば」と付け加えました。
そして、「会社として採用の間口は非常に広く持っているつもりです。本当に開発者としてデビューしたいという気持ちがあれば、しっかりとした研修を準備していますので、エンジニアとしてのスキルを身につけるまで一緒に頑張ってみませんか？」と呼びかけました。