最新のIT技術とグローバル人材の長所を発揮し、世の中に役立つシステム提供をめざす

株式会社サンシーアは、2005年の設立以来、Webシステムの受託開発を中心に展開してきた会社です。代表取締役社長の望月敏行さんにお話を伺いました。
「システムの受託開発と客先常駐の開発、自社製品の開発が事業の3本柱。そのうち受託開発が7割を占め、国内最大手の中古車情報サイトや不動産、建築、投資など幅広い分野のWEBサイト構築を手がけてきました。携帯アプリ、AIを使った画像認識などさまざまな技術とノウハウを持っています」
可能性が大きいと注目する物流分野では、DXプラットフォームを自社開発。自動仕分け装置やロボットと連携し、受注管理と倉庫管理のシステムを一体化したクラウドサービスで、「日本の物流スピードを加速させるシステムです」と胸を張ります。
将来的には「物流システム＋サービス」の提案もしていきたいとのこと。さらに新規事業としてインバウンドにも着目。医療通訳士の育成事業のほか、医療ツーリズムの渡航者を対象とした予約・紹介システムや電子カルテシステムなどへの展開も考えていると話してくれました。

望月社長がめざすのは、グローバルな人材がフラットに楽しく働ける場所。その言葉どおり、東京本社では日本人社員とともに、様々な多国籍の社員が活躍中。中国・西安に支社も展開しています。
「たとえば、日本人と中国人のエンジニアがペアを組むことで互いの長所や個性が活き、高い技術力と品質担保を実現し会社の強みになる。それが評価され顧客拡大につながっています」
資格取得奨励金やマネジメント勉強会など、スキルアップやキャリアアップを積極的に支援しており、1年間で9つの資格を取得した社員もいるほど。社員のやる気に明確な評価で応えようと、社長自ら全員の人事面談に立ち会うと言います。給与は年俸制で昇給は年2回。高評価を得れば大幅アップも可能だとか。
望月社長に今後の目標をお聞きすると「社員300人体制と売上30億円をめざし、株式公開したい」とのこと。
「でも1番の目標は社員の給料を2倍にすること。いきなりは無理ですが（笑）。生活を豊かにし、楽しく働ければ、きっといい仕事ができるはずですから」

入社6年目のT・Mさんにも話を聞きました。サンシーアを選んだ決め手は何だったんでしょうか？
「グローバルという点です。IT業界に興味がありましたし、女性や若い社員が多い点にも成長性を感じました」
T・Mさんは管理部所属で、現在は主に採用を担当。就職情報サイトとの打合せや説明会の準備、新卒の面接など幅広い業務に携わり、新人研修でビジネスマナーの講師も務めています。
「入社して最初の担当は総務で、人事労務も経験しました。経験をある程度積んだタイミングで次のステップを提示してもらえるので、将来像を描きながら挑戦することができています」
のびのびと成長でき、キャリアアップしやすい環境だと語るT・Mさん。先輩たちの積極的なフォローやキャリア支援を担う教育事業部の存在が、その理由だそうです。
「とくに若い社員へのフォロー体制は強み。新卒社員は2カ月間、中途採用でも1カ月間の研修でITの知識をしっかり学べるので、IT未経験者や文系出身の学生でも安心して挑戦できます」

「弊社は新宿区ワークライフバランス推進企業に認定されており、働きやすい環境は大きな魅力」とT・Mさん。残業が多いと言われるIT業界で、サンシーアは月平均10時間以下。有給の取得率は平均90％以上です。
「一人暮らしの若い社員が多いので体調管理を重視。リフレッシュすることで仕事もプライベートも充実できると考えています」
女性社員も多く、男女比は半々。昨年度は4人が育児休業を取得。うち2人は職場復帰し子育てと両立中とのこと。
「育休中もメールや電話でコミュニケーションをとっています。仕事から離れている間も会社とつながっていれば安心かなと思うので。復帰に際しては本人の希望を尊重し、働き方も柔軟に対応します」
ライフステージに合わせて安心して働ける環境と温かいサポートに心強いと感じました。
最後に、どんな人がサンシーアに向いているかを尋ねました。
「ITやAIに興味があり、チャレンジが好きな人。グローバルな会社で働きたい人にもオススメ。社内旅行やスポーツ大会など社内コミュニケーションの場もたくさんありますよ！」