「どこでも」「いつまで」も働ける環境を目指し、多様なIT開発業務を推進

IT関連の開発業務を通して企業の要望に応えてきた日本IDS株式会社。その企業理念を代表取締役社長の山本明恒さんにお聞きしました。
「私たちは、『どこでも』『いつまでも』働くことのできる会社でありたいと考えています。コロナ禍でテレワークが一気に浸透しましたが、それ以前からリモートワークの可能性とその実現に向けて取り組んでいました。また、人生100年時代といわれる現在、定年の意味や意義も変わってきています。当社はリモートワークの推進とともに、定年がなく何歳まででも働ける環境を構築しています」
そんな社長の思いの根底にあるのは、一人ひとりを尊重することだと言います。
「最低限の社内ルールづくりは進めていますが、基本的には自由な社風で社員一人ひとりを尊重していくのが当社の方針です。ですので、あまりルールで縛ることなく、何かあった場合にはフレキシブルに対応しています。そんなところも当社の強みだと考えています」
そんな同社は、お客様と社員の双方に対して気を配っていると山本社長は語ります。
「業務柄、お客様先に常駐するのが基本ですが、お客様と話し合って可能な限りテレワークでの作業を実現しています。そのためにお客様とのより良い関係づくりにも注力しています。また、お客様だけでなく、社員同士のコミュニケーションも重要ですので、そうした点にも配慮しています」

社員が顔を合わせる機会が少ないという日本IDSでは、月1回の帰社日を設けています。
「帰社日には勉強会なども行いますし、その後は飲み会でお互いのコミュニケーションを深めています」
新入社員に関してお聞きすると、山本社長は次のように説明します。
「入社時に3カ月の外部研修でプログラムや言語など、基礎的なことからしっかり学ぶので、ITの知識がなくてもまったく問題ありません。また、資格取得を希望する社員には全員で支援しますし、合格した際には試験費用と報奨金を支給します。さらに、資格によっては資格手当を支給しています」
続けて、山本社長は次のように語ります。
「私たちは、金融、通信、物流をはじめ、さまざまな業界の開発業務に携わっています。また、汎用系、オープン系／WEB系、インフラ系、組み込み系と、あらゆる開発業務を担っていますので、確実にスキルアップできます。ソフト開発が不向きだったとしても、ネットワーク系で力を発揮するケースもあります」
このように、日本IDSでは着実に成長でき、キャリアチェンジも可能であることがわかります。
最後に、今後の展望について山本社長にお聞きすると、次のような力強い言葉が返ってきました。
「新しい技術の習得はもちろん、並行してシステム化が遅れている業種の掘り起こしをして、その分野のパイオニア的存在になっていきたいと考えています」
この言葉から、日本IDSが常に時代とともに変革していく会社であることが感じられました。