IT未経験でも安心。低離職率が物語る仕事のやりがいと働きやすさ

システム設計から製造、コンサルティングまで幅広く手がける株式会社ヒューマン・インタフェースは、1991年の設立以来、30年以上にわたりシステム開発分野で多くのプロジェクトに携わってきました。主なクライアントは官公庁やナショナル企業で、社員は高いやりがいを持って仕事に臨んでいます。
同社の特徴の一つは、未経験者の新卒を積極的に採用している点です。入社4年目のシステムエンジニア、島田伊吹さんも、情報処理の知識がないまま入社しました。
「大学院では生物学を研究していましたが、社会に出たら幅広い分野に関わりたいと考えていました。システム開発を志望したのは、顧客の業種が多岐にわたり、自分の希望と合致していると感じたからです。就職活動中、ヒューマン・インタフェースでは社長自ら面接を担当し、仕事への熱意を直接語ってくれたことが決め手となりました」
入社後は、様々なプログラミング言語やWebアプリケーションについて学び、最終的には「ホテル予約システムの構築」といった実践的な課題に取り組んだそうです。
「約4カ月の研修後、チームに配属されます。5〜6名のチームで顧客の会社に常駐し、システム開発に取り組みます。研修で学んだことが現場で実際に役立っていると実感できた時は、非常に嬉しかったですね」

これまで保険会社や高速道路会社などのシステム開発を担当してきた島田さん。
「現場経験を通じて、この仕事は単にプログラミングに没頭するだけでなく、顧客とのきめ細かなコミュニケーションが重要だと実感しました」
配属直後は顧客とのやり取りに苦労したそうですが、チームメンバーとの協力を重ねるうちに、スムーズにコミュニケーションを取れるようになったと、チームの重要性を語ってくれました。
「チームリーダーが積極的にメンバーに声をかけてくれます。現在は私も新人を指導する立場になったので、リーダーの姿勢を手本にしたいと思っています。チームリーダーは、私にとって最も身近な目標です」
チーム制以外にも、同社には社員育成の環境が整っています。特徴的なのは、隔月で開催される社内プレゼン大会「HiTED」です。毎回2名の社員が業務に関する提案を行い、参加者同士でディスカッションを行います。また、社員旅行や忘年会などの行事も多く、これらが社員間の交流を促進しているそうです。
もちろん、産休や育休などの制度も整備されており、残業時間も時期によって違うものの月10〜15時間程度。やりがいのある仕事と働きやすい環境の両立により、過去3年間に入社した社員の離職率は0％を達成しています。
IT未経験者でも安心してキャリアを築ける環境が整っていることが伺えます。