従来の印刷部門に加え、物流部門を拡充し、将来に向けた体制を整えていく

株式会社メイクは企画・デザインから製本まで一貫して手掛ける印刷会社です。24時間稼働の印刷工場を持ち、高い技術力、スピード感、柔軟な対応で信頼と実績を築いてきました。昨年メイクは、物流部門を新設。そのタイミングで入社した物流部の中村雅人さんに、入社の経緯をお伺いしました。
「前職は物流会社で印刷物も扱っており、メイクの方とも仕事をしていました。ある時、佐々木本部長から物流部門の新設に伴い、一緒に仕事をしてほしいと声をかけていただきました。一から自分たちで作っていくという点に魅力を感じ、転職を決意しました」
入社後、中村さんは主に現場管理を任され、物流部の基盤を築いてきたと言います。
「当社の工場はシフト制で24時間印刷を行っています。出来上がった印刷物を効率よく、スピード感を持ってお客様に届けることが重要です。そのために、梱包担当のパートさんの管理や配送業者の手配など、納品までの工程を組んでいきます。納期は印刷物や印刷方法によって異なるため、印刷に関する知識も必要となります。大変ですが、自分が組んだ工程通りお客様にお届けできたときは達成感があります」
お客様の納品日、納品時間に的確に応えることで、新規顧客の獲得に繋がっているようです。

“社員は家族”という理念を掲げ、メイクは働きやすい環境作りに力を入れていると中村さん。
「何かあればすぐに相談できる環境が整っており、仕事に必要な資格取得は会社が費用負担してくれます。私は近いうちにフォークリフトの免許を取ろうと思っています。また、有給休暇の取得もしやすく、社員の家族も参加するバーベキューなどを通して、活発な社内コミュニケーションを実現しています」
そんな中村さんに、2年間を振り返ってもらいました。
「新設部門で、みんなで力を合わせて体制を作ってきたことは誇りですし、自信もつきました。しかし、大事なのはこれからです。物流部門をさらに大きくしていき、将来的には他社の製品や他業界の製品も扱うようになることを目指しています。今、大手企業も物流改革の波に乗り遅れないよう、積極的に取り組んでいます。物流は企業経営を支える重要な部門となっていきます」
物流部門の拡充に向けて、メイクは新たな人材を求めています。
「未経験でも基礎からしっかりと教育します。向上心のある方と一緒に仕事したいですね」と中村さん。
物流の未来を担うメイクの強い意志を感じました。