ショップや飲食店の不動産仲介を通じて、新宿の街をアップデートする

都内でも屈指の繁華街である新宿には、さまざまなショップや飲食店、オフィスが立ち並んでいます。株式会社高商は昭和51年からこの新宿を中心に不動産仲介を行ってきました。特徴的なのは、住居物件ではなく店舗やオフィスを中心に取り扱っている点です。
「新宿という街は店の移り変わりが多い一方で、良い物件はすぐに契約が決まってしまうため、借りたいと思ってもなかなか希望の物件に巡り合えないことが多いです」と語るのは、不動産事業を担当する松本隆課長。
同業他社から新宿のポテンシャルに魅力を感じて高商に転職し、すでに15年近く不動産仲介の営業を担当しています。
「長く続けていると貸主との人脈が広がり、最新の物件情報を得られるようになります。当社は長年この街の物件を取り扱ってきたため、そのネットワークが大きな強みです」
現在、松本さんは月に2〜3件の成約を手がけています。成約件数は少なくても、取り扱う物件の金額が大きいことにやりがいを感じているそうです。
さらに、同社のもう一つの特徴は、ドラマや映画の撮影用物件の管理・運営を事業の柱として積極的に行っている点です。空き物件をロケ地として活用することもあり、これが営業トークにも役立っているとのことでした。

では、高商ではどのような人材を求めているのでしょうか。
「今回は不動産営業を募集しているため、人当たりの良い方が理想ですね。貸主と借主の間に立って調整を行うので、接客業の側面も大きい仕事です」と松本さんは言います。
入社後は、各自のスキルに応じて先輩社員が指導をしてくれるため、安心して業務を進められます。
また、残業は少なく、有給休暇もしっかり消化するように上司から推奨されているとのことです。法人相手の仕事が中心のため、一般的な不動産会社のように土日に出勤する必要はなく、しっかり休みが取れるのも魅力です。
その他、自社ビルの屋上でバーベキューをしたり、貸主のビルから神宮の花火大会を観賞するなど、社内交流も活発に行われています。
「現在不動産部には、私を含めて3名の営業がいますが、定期的なミーティング以外は、それぞれの裁量に任せて働いています」とのことですので、自分で積極的に仕事を進めていきたい人にとっては最適の環境です。
新宿の街を歩いていると、空き物件を見かけるたびに「ここにはどんな業態が合うだろうか」と想像を巡らせるという松本さん。高商での仕事は、まさに“新宿という街をアップデートしていく仕事”と言えるでしょう。