ITの悩みを総合的に解決する会社、働き方改革にも意欲的に取り組む

株式会社アスネットは、ITにおける幅広い分野においてソリューションを提供する会社です。主な事業内容は、官公庁や独立行政法人のインフラ構築・運用・保守、各企業のニーズに合わせたシステムの設計・開発、サーバやネットワークの構築・設計など多岐にわたります。同社はパソコンのセットアップからシステム開発まで、トータルな業務に携わっていることを強みにしています。企業が抱えるITに関する悩みに対して、いろいろな形で応えていきたいというのが同社の姿勢で、自社で情報システム部門を持たない中小企業にはコンサルティングも行います。
自社製品としては、全方位パノラマサービス「360PRO」、会議やミーティングで資料やタブレットで描画データを共有できる「Meeting Force」、カギ管理システムの「lis blanc」などを提供、「就活ウィジェット」や「しめすクン」といったスマホアプリも開発しています。

最近では自社開発に力を入れ、BtoB向けのクラウドBaaS/SaaSソフトを利用した開発、フルスクラッチ開発（PHP開発）などでも成果を上げています。自社開発の案件に注力するため、現在同社では社内で開発にあたる社員の数が増え、外部常駐で仕事をしている方の割合は3～4割と、業界内でも比較的低い状態だそうです。
営業部マネージャーの立川さんは、「自社の技術力を高めて事業の柱を太くするために、シフトチェンジを進めています」と語ります。そのため、中途採用において求める人材は「自分で仕事ができる人」だそうです。自分で勉強したり資格に挑戦したりして、技術やスキルで先輩に追い付こうとする意思がある方が望ましいと言います。「現在の状況では、指示待ちの方は少し厳しいです」と立川さんは続けました。同社にはチャレンジ精神の高い社員が多く在籍していて、同様に何事にも前向きに取り組める方が適していると言います。

同社は働き方改革にも熱心な会社です。「自分たちの会社は自分たちで働きやすく変えていって欲しい」という阿部一尋社長の考え方のもと、社員たち自身で働きやすさを考えて実現させています。例えば、「フレックスのような働き方ができないか」という意見から時差出勤制度がスタートし、取り組みにより東京都の「時差Biz推進賞（ワークスタイル部門）」を受賞しています。また、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人として、経済産業省および日本健康会議より「健康経営優良法人2020」の認定も受けています。「弊社には目安箱のような社員の意見を汲み上げるシステムがあり、年に数件ですが社員の意見が通っています」と立川さんは説明しました。コロナ禍を経た現在、ほとんどの社員はテレワークとなりましたが、実施日数を基準としたテレワーク手当を支給してサポートを行っています。

社員の平均年齢は32.9歳と比較的若い社員が活躍する職場で、男女比は7：3となっており、女性管理職も活躍中ですが、立川さんは「特に女性を意識して採用を行うことはありません」と言います。性別に関わらず、あくまでも同社が求める人材であるかどうかが採用基準となります。
具体的にはIT業界での経験がある方が望ましいとして、「弊社では現在、外部常駐ではなく社内で経験を積んでいく方向に進んでいます。自分の間近で新しいプロジェクトに携わる、新しい言語に挑戦するといったことができるのが魅力になってくると思います。今まで外部常駐ばかりで、決まった仕事しかできなかったというような経験者の方で、新しいことにチャレンジしたいと考えているような方に興味を持っていただけたら有り難いです」と語ります。
アスネットでは、「よく働き、よく遊べ」。さまざまな仕事にチャレンジし、楽しく仕事をするのがモットーだそうです。