女性設計士によるデザイナーズ住宅を、用地仕入れ・販売・アフターケアまで一貫して提供

株式会社エスケーホームは、東京都を中心に総合不動産事業を営む会社です。1997年に不動産売買の仲介事業からスタートし、不動産分譲事業、コンサルティング事業と着実に事業を拡大。11期連続最高益を更新し、2021年には売上高214億円を達成しました。窓から新宿副都心の景色が広がる本社の明るいオフィスでお話を伺ったのは、入社6年目になる下村彩恵さん。エスケーホームの強みについてお聞きしました。
「用地の仕入れから、設計、施工、販売、アフターケアまで、すべてワンストップで行なっているのが当社の強みです。お客様からいただいたご意見はグループ全体で共有しているので、それが品質や顧客満足度の向上につながっています」
主に展開する住宅ブランドは、女性デザイナーがトータルプロデュースする戸建住宅「Luxsis」と、分譲マンション「Luxsis Hills」。
「女性ならではの視点が光る造りで、とくにキッチンをはじめとする水回りが、使いやすくおしゃれだとお客様に大変好評なんですよ」

下村さんは現在、法人営業部で営業職として働いています。住宅建設に適した土地を探すため、大手または地域の不動産仲介会社を通じて土地の所有者に提案、交渉して用地を仕入れるというのが大まかな業務です。
「営業先は大手または地域の不動産仲介会社さん。土地の売却や有効活用を希望しているオーナーがいないか、一軒一軒訪ねて回る、いわゆる飛び込み営業です。最初から話を聞いてくれることはまずないため、何度も訪ねて顔を覚えていただくところから始めます。試行錯誤しながら時間をかけ、仲介業者との信頼関係を築いていきます」
今では、徐々に信頼され「土地を売却したいというオーナーさんがいるのだけど」と直接連絡が入るようになったという下村さんですが、入社して1年以上は種まきの時期。成果がなかなか出ず、心が折れそうになったこともあったのだとか。そんな時、先輩や同僚のサポートやアドバイスに、ずいぶん助けられたといいます。
「はじめて成約が取れた時は本当にうれしかったですね。指導してくれた先輩も、一緒に喜んでくれました。今では後輩が増えてきましたが、かつて自分がしていただいたたように、後輩をフォローしたいと考えています」

飛び込みという営業スタイルに不安を抱える人も少なくありません。その思いを下村さんにぶつけてみました。
「入社後しばらくは先輩の営業に同行し、OJTで勉強していくので大丈夫ですよ。それよりも、年齢や性別、経験に関係なく、頑張ればその分、評価される点に魅力を感じています」
エスケーホームでは、インセンティブ制度を導入していて、成果を上げた分だけダイレクトに収入に跳ね返ってくる仕組み。実際に年収が1000万を超える人も少なくありません。
「もちろん、営業の魅力はお金だけではありません。仕入れた用地に合わせて家が設計され、建物が建つ。人生において、とても大きな決断となるマイホームの購入ですが、お客様がその家を気に入ってくださり、幸せに暮らしていると思うと、とても嬉しいです」
入社して6年、営業一筋で頑張ってきた下村さんですが、この仕事に向いている人はどのような人なのでしょうか。
「成約につながるまで時間がかかるので、長いスパンで物事を考えられる人。また、コミュニケーション力がある人、地道にコツコツが苦にならない人、うまくいかなくても切り替えが上手な人も向いていると思います」

エスケーホームでは、ライフステージが変わっても、キャリアが途切れないようになっています。育児休業の取得率は、女性はもちろん男性も100％。出産後の復職率も100％だそうで、子どもが生まれても安心して働き続けられる会社だといえます。
コミュニケーションを大切にしているエスケーホームでは、コロナ以前はお花見やバーベキュー、海外への社員旅行といった社内イベントも開催され、社員同士の親睦を深めていました。部署を超えての交流は、社員にさまざまな気づきを与える場でもあるため、社会情勢などを踏まえ復活させる可能性もあるようです。
現在は東京を中心に事業を展開していますが、今後も事業を拡大していくというエスケーホーム。成長を続けるエスケーホームで活躍する下村さんに、今後の抱負をお聞きしました。
「会社がさらなる成長をめざすように、私も毎年、実績を更新し続けて行くことができるよう頑張りたい。ともに切磋琢磨できる仲間とともに、働き続けることができたらいいですね」